正直、コロナの影響はありません。弊社は米国のコンサルティング会社をモデリングしています。国土の広いアメリカでは7年ほど前からオンラインでの経営塾やコンサルティングが実施されていました。その光景を目の当たりにしたときに、このような時代が日本にも訪れることを予測し、オンラインでのコンサルティングを早くから（6年前）実施していました。そのため、コロナ感染拡大によってオンラインが普及したことで、より仕事がしやすくなっています。

「理念」「使命」「ビジョン」「コア・バリュー」にこだわって会社を運営しています。「理念」とは、私たちが、何のために存在するのか。「使命」とは、どのような志で働くのか。「ビジョン」とは、どのような会社を目指すのか。「コア・バリュー」とは、どのような社員と働きたいのか。を明確にしたものです。会社は、社員みんなで創る作品だと考えていますので、丁寧に創り上げていきたいと思います。

私ももともとは、人材業界で経営企画をしていました。未経験で入社して6年目になります。正直、最初は戸惑いましたが、ブレインマークスのコンサルティングのメソッドは体系化されていて、他社と差別化されています。そのため、半年間、本気でトレーニングに取り組めば、経営コンサルティングを行うことができるようになります。ただ、コンサルティングという仕事はやればやるほど奥が深く、私自身がコンサルティングに納得感が生まれてきたのは3年が過ぎたころだったと思います。そして、今でももっと高いレベルを目指しています。

誰かのために頑張れる人ではないでしょうか。コンサルティングという仕事は「縁の下の力もち」です。そのため、自分、自分という人には向かない仕事だと思います。ブレインマークスは、クライアントとの信頼関係も深く、クライアント思いの社員が多いです。私は「誰かのために頑張る仕事」にやりがいを覚えています。最初は、クライアントが社長ばかりで、緊張したり、戸惑ったりしました。ただ、会社を良くしたいと真剣に仕事に向き合っているクライアントの社長の役に立つことを考えて夢中で仕事をしていると、「社長も普通の人なのだ」と思うようになりました。自分のことよりお客さんのことを考えて仕事ができる人がこの会社では活躍できるのだと思います。

一言で言うと、明るく、前向きで、お互いを認め合う風通しのいい会社です。男女平等で、年功よりも実力や自主性を大切にしています。役職も存在しないため、上下関係も最低限のものしかありません。社長のことを誰も「社長」とは呼ばず「安東さん」と呼びます。世の中で話題になっている「Teal組織」にかなり近いのではないかと思います。そのため、日本文化的な年功序列の縦わり組織で働いていた方が入社されるとかなり戸惑うようです。（私は新卒入社なのでこれが普通だと思っています）

強みと言えるのかどうがわかりませんが、「目立ったライバルがいない」ことではないでしょうか。クライアントの8割は、初めてコンサルティングを受ける企業です。30人以下の中小企業に特化して、「経営全般」を指導しているコンサルティング会社が存在していないようです。中小企業向けのコンサルティング会社の多くは、売り上げ拡大支援が中心で、私たちと競合することはほぼありません。私の前職は銀行だったのですが、銀行も税理士事務所もお金回りは支援しますが、経営の支援はできません。この会社に入って、「中小企業に寄り添って、貢献できる喜び」を感じています。

ブレインマークスには、営業活動らしきものが存在しません。それでも、絶え間なくお客様から経営相談が入ります。もっとも強力なのは、弊社代表の講演です。金融機関、経営者団体、保険会社などから講演依頼がコンスタントに舞い込みます。その依頼は年間では50回以上になります。1回の講演で30人～200人程度の経営者が参加しますので、概算ですが2500人／年の経営者が安東の話を聴くのです。そして、講演を聞いた経営者から相談が入るのです。その他には、私が担当しているマーケティング部門においては、ウェブマーケティングに力を入れています。ウェブサイトやＳＮＳ広告などを活用して、顧客を生み出す仕組みを創っています。これからはウェブマーケティング力を強化して、さらに多くの経営者の皆さんの役に立ちたいと思います。

ブレインマークスは、今年で20周年を迎えます。これまでは、代表の安東の個人技で価値を提供してきた会社でした。実際に、安東には熱狂的なファンも多く、特定の分野においては、トップコンサルタントとして「名前を知らない人がいない」という業界もあります。しかし、ある出来事から「個人事業を脱却し、組織としてクライアントの成長を支援する会社にする」というビジョンを掲げ、約10年間の準備をしてきました。その概ねの準備が、2020年に整いましたので、事業拡大のアクセルを踏みだしました。この事業拡大を一緒に行う仲間を募集することになりました。

私は社内の「働き甲斐があり、働く人が誇りをもてる職場づくり」を担当しています。社員同士が尊敬しあう企業風土、変化をいとわない企業文化、気持ちよく協力しあうための分業ルールの設計、クライアントのために曇りなく打ち込める環境づくり、働く価値観の明確化、透明性のある人事評価制度、生産性向上の取り組み、ワークライフバランスへの配慮、時短勤務、在宅勤務、などを一つ一つ、着実に進めています。その中でも、「多様な働き方を受け入れ、より多くの人の可能性を伸ばしたい」という思いでリモートワーク人材の募集を開始しました。まだまだ初めたばかりですが、石にかじりついででも、その可能性を追求していきたいと考えています。